元々は札幌でフィットネススタジオを経営していました。

その頃子どもは4人で街中のマンション暮らし。
家の中で遊び回れば苦情がきて、家の外にでると人や車が多くてひやひや、遊び場所も混んでいて思いっきり遊ばせてあげられない、とても窮屈な生活でした。

コロナがきっかけでスタジオ閉店を決め、夕張に移住してきたのが2021年秋。パソコン1つでできる仕事に切り替えたので、住む場所はどこでも良い。子育てのために田舎に住みたいと昔から思っていて、ご縁があったのが夕張でした。

ここでは家の中や庭で思いっきり遊ばせてあげられる、人が温かく、食べ物も美味しい、人や車も少ないので空気が綺麗、星空にも感動しました。

本当に移住してきてよかったと心から感謝しています。

どんどん夕張が大好きになっていくのに、SNSやニュースをみると廃墟だ夕張は終わった、などネガティブワードが飛び交っています。なんだかとても悲しくなりました。
そして、子どもが減っているので夕張高校がなくなる可能性があるという話も聞きました。

今住んでいる方たちだけでなく、未来を担う子どもたちが、将来夕張で良かったと自信を持って過み続けられるように、父親として本当に頑張らなきゃ行けないと思ったのです。

2006年に財政破綻、人口減少や少子高齢化が急激に進む夕張は、もはや日本の縮図ともいえ、たくさんの課題を抱えています。

その課題を皆で協力して解決していき、夕張を活性化させることで、日本を明るく元気にできるのではないかと考えています。
暗いニュースばかりの世の中に、夕張から明るいニュースを持たらしていきたいと思います!

夕張リスタートプロジェクト
野田 勝